専門的な資格や知識、経験がなくても働くことができる医療事務は、調剤薬局事務と並んで女性に人気の職業です。
医療関係・コメディカルな職種はよくモテるという話を耳にしますが、医療事務はどうなのでしょうか?
医療事務はモテるのか?
結論から言うと、医療事務だからモテるということはありません。その理由に、医療事務は医師や看護師に比べて給与と社会的ステータスが高い職業ではないことが挙げられます。
したがって、「自分は医療事務だけどすごくモテるよ!」という人は、医療事務という職業ではなく、その人自身にモテる要素があるだけだということになります。
病院、とりわけクリニック・診療所というのは、ほとんどが10人にも満たないような少ない数のスタッフで切り盛りしている小規模な職場です。その上看護師・医療事務ともに女性が多い職業です。
そんな女性の比率が高く狭い職場で、毎日変わらない顔ぶれとしか過ごさないので、当然のことながら出会いは少ないと言えます。そのため職場恋愛なんてものとは、ほとんど無縁の環境にあるのが医療事務だと言えるでしょう。
魅力がないわけではない
医療事務は医師などの他の医療職と比べ、職業としてモテる要素は特にありませんが、決して魅力がないわけではありません。
医療事務は病院によって、パート・アルバイト・正社員・契約社員・派遣社員などのさまざまな雇用形態で募集されており、その中から自分に合った雇用形態で働くことができます。勤務時間も「週に2日からOK」「1日3時間からOK」といった、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができます。
つまり子供が小さくて長時間働けない場合でも問題ないため、医療事務は子育てとの両立ができる職業だと言えるでしょう。
他にも、医療事務は地域や年齢に左右されないので安定して仕事を続けることができる点は、パートナーになる上で嬉しい部分です。そのため結婚相手を探していて子供も欲しいと考えている人には、魅力的に映るかもしれません。
医療事務の出会いの場はどこか?
医療事務は出会いが少ない職場だと言いましたが、見方を変えればとても出会いが多いとも言えます。なぜなら病院は患者が診察を求めてやってくる場所であるので、患者との出会いは毎日あるわけです。
したがって頻繁に通っている患者と距離が近くなる可能性もゼロとは言い切れません。とはいえ、仕事として患者と接しているわけですから、患者相手に色目を使うような勤務態度は問題になるでしょう。
そもそも患者は心身の健康に問題があるからこそ病院に来ている上に、年齢層もお年寄りが多いことから、恋愛に発展することはほとんどないのではないでしょうか?
患者以外の出会いとなるとMR(医薬情報担当者)が挙げられます。MRは製薬会社の営業マンのようなもので、ときどき医師に面会に来ます。
ほかにも、レセプトコンピュータや電子カルテの業者や、医療機器メーカーなど病院へ頻繁に出入りする営業マンやメンテナンス担当者は多くいらっしゃいます。
医療事務とは挨拶をしたり、医師に取り次いだりするなどでそれなりに言葉を交わす機会もあります。
勤め先だけが出会いの場ではない
出会いを求めるならば、職場の同僚や先輩、あるいは友人・知人から紹介してもらう方法や合コンをセッティングしてもらう方法、婚活サイトや婚活パーティーを利用する方法もありますが、今はマッチングアプリを利用する人も多いそうです。
マッチングアプリで出会い、結婚にまで至るケースも少なくない数あり、検索機能が豊富で理想の相手を探しやすいところや「旅行が好き」「カフェ巡りが好き」などの共通の趣味や価値観で繋がることができるため、人気だそうです。
まとめ
医療事務は医師などに比べて給与や社会的ステータスが低く、モテる職業とは言えません。また女性が多い職場であるため出会いも少ないです。
しかしながら結婚相手としては魅力的なところがあり、マッチングアプリなどを利用して婚活する人も多いようです。
病院内での出会いにこだわらず、あなたも広い目線で出会いを求めて生きませんか?私もそうします(笑)
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