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医療事務は気が強くないとやっていけない?気が弱い人でもできる仕事?

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こんにちは、医療事務ブロガーの元ヤン次女 (@iryojimu_hikaku) です!

医療事務は、病気で不安になっている患者さんを相手にする仕事であるため、気が強い人が多いです。

しかし、すべての医療事務が気の強いわけではなく、気が弱い人もたくさんいます。

「看護師さんみたいに気が強くない人でも働ける?」
「私は気が弱いから医療事務として適性がない?」

このようなギモンをお持ちの方も少なくありません。

そんな方に向けてこの記事では、気が弱くても医療事務になれるのか?について詳しく解説していきます。

元ヤン次女

今回の記事で分かること

  • 気が弱い方でも医療事務になれること
  • 医療事務に必要な3つの要素とは?

すでに現場でバリバリ働いている医療事務さんはもちろん、今から学習を初めて医療事務を目指している人にも役立つ内容となっています。

気が強いあなたも、気が弱いあなたも、最後までご覧いただければ嬉しいです。

それでは、どうぞ!

解説ショート動画:医療事務に気の強い人が多い5つの理由

この記事の内容は、以下のショート動画でも解説しています。ぜひチェックしてみてね。

医療事務は気が強くないとダメ?

看護師の場合

よく「看護師さんは気が強い人が多い」といいます。

少しのミスで人の生死が決まってしまう職場に身を置く以上、人並みのメンタルで仕事をするのは難しいため、強靭な精神力を持った人が多い傾向にあるようです。

医療事務の場合

一方、医療事務は看護師と同じように医療に従事する職業の1つです。

毎日心身の健康に問題を抱える患者さんを相手に仕事をするわけですから、一般的な接客業やサービス業とは異なる問題にぶつかったり苦労したりすることが多々あります。

そういった点から、医療事務の中にも気が強い人が多い傾向にあるでしょう。

しかしながら、看護師と同じように気が強くなければやっていけない職業かというとそうでもありません。

むしろ気が強すぎると周囲と軋轢が生まれる可能性があります。

病院やクリニックは人数も少なく、狭い職場なのでちょっとしたことが全体に影響することもあり、正直なところ当たりがきつい人は従業員として一緒に働きたくないタイプです。

専業主婦の長女

医療事務さんに気が強い人が多い。一方、気が強くなくても仕事はできる。ということなんだね

医療事務に気の強い人が多い5つの理由

医療事務は医療現場で毎日のようにタフに働いているため、やっぱり気が強い人のほうが多いです。

今回の記事では、医療事務に気が強い人が多いワケを紹介します。

医療事務に気の強い人が多い5つの理由
  1. ミスが許されない職場環境
  2. 「曖昧さ」が許されない職場環境
  3. 判断力が問われる職場環境
  4. 男性の少ない職場環境
  5. ハードな職場環境
キャバの三女

詳しい内容をみていきましょう!

理由①:ミスが許されない職場環境

理由1つ目は、医療事務はミスが許されない職場で働いているという点です。

医療の現場はちょっとしたミスが大きな事故となる可能性があります。

例えば、

  • レセプトコンピュータにて薬品を入力する際に「0.5mgを5mg」と打ち間違える
  • 保険証を別な患者様へ渡してしまう
  • 別の患者のカルテをドクターへ渡してしまう

など、小さなミスが大きな医療事故となるリスクが常に潜んでいます。

「常に緊張感をもって行動しなければいけない」これには、強い精神力やメンタルが鍛えられることになります。

キャバの三女

そんな職場環境だからこそ、医療事務さんは気が強く鍛えられるのね。

理由②:「曖昧さ」が許されない職場環境

理由2つ目は、曖昧さが許されない職場で働いているからです。

医療現場での曖昧な表現は禁物です。

想像してみてください。

あなたが病気を患い不安な気持ちでクリニックに来院した際に、医療事務さんが以下のような言葉をかけてきたらどんな気持ちになりますか?

  • 「たぶんね」
  • 「だと思う」
  • 「大丈夫でしょう」
  • 「かもしれない」
専業主婦の長女

絶対嫌な気持ちになるわ…。

これらの曖昧な表現は患者さんからの信用を失いかねない言葉です。

医療事務は患者さんに対して、不信感・不安感を与えないように、このような曖昧な表現の多用を避けています。

それゆえに発言がストレートになるから、気が強く見えてしまうのです。

理由③:判断力が問われる職場環境

理由3つ目は、医療事務は判断力が問われる働き方をしているからです。

病院やクリニックには、毎日さまざまな患者さんが来院されます。

  • 緊急を要する急性期の患者さん
  • 長期的な治療を継続されている慢性期の患者さん
  • 感染の疑いがある患者さん
  • 足が不自由で介助が必要となる患者さん
  • 悪質なクレーマー患者さん

医療事務は常日頃から、これらの患者さんに対して、一人ひとり迅速な判断を迫られます。

元ヤン次女

気が強くないと生きていけない。メンタルが鍛えられるわけね。

理由④:男性の少ない職場環境

理由4つ目は、医療事務は女性比率が非常に高いことです。

職場に異性がいないことから、気兼ねなく話をすることができます。

異性がいると、どことなく意識してしまいますよね。

特に、恋愛、結婚、子ども、家庭の話題など、異性がいないからこそ遠慮のないトークが繰り広げられます。

このように女性中心の独特な職場環境から、「媚びない」「ぶれない」「気の強さ」を引き出しているのです。

キャバの三女

男性が少ない職場ってのは、女子高のノリみたいになりがち!

理由⑤:ハードな職場環境

理由5つ目は、医療事務がさまざまハード業務を担っているからです。

  • 外来業務
  • レセプト業務
  • 管理業務
  • 秘書業務

小さなクリニックでは、これらの多岐にわたる仕事内容をすべて1人で受け持つことも一般的です。

患者さんを受付しながら、問診表を書いてもらい、カルテを作成して、その間に電話の対応をしたり、レセプトコンピュータに診療内容を入力して、さらに会計まで済ませる…。

これ以外にも、医療事務が担当する仕事は山ほどあります。

キャバの三女

ハードな仕事の毎日から、自然と精神力やメンタルが鍛えられるのね。

これらの理由から、医療事務は「最初から気が強い人が多い」というわけではなく、どちらかと言えば、仕事内容や職場環境から、「気が強くなった」というケースが多いです。

つまり、気が強い、気が弱いは、医療事務としての適性としては考慮しなくても大丈夫ですよ。

気が弱いからと言って、医療事務が務まらない事はないので安心してくださいね。

さて、続いては「医療事務に必要な要素」について、解説していきます。

気が弱い方でも、医療事務に適性があるかチェックしていただければ幸いです。

専業主婦の長女

医療事務になりたい!という人は、内容を確認しておいたほうがいいね!

医療事務に必要な3つの要素

要素①:人と関わることが好き

気の強さよりも医療事務に必要なのは「人と接するのが好き」であることです。

そうでなければ、医療事務として働くことは厳しいと言えるでしょう。

医療機関には老若男女さまざまな年齢層の患者さんが毎日訪れます。

そしてそこで働く医療事務は、そんな患者さんたちと接し、時に彼らの悩みや要望に耳を傾け、真摯に対応しなければなりません。

人と接することが避けられない職業であるため、人と接することや人と関わりを持つことが好きなタイプならば、医療事務としてうまくやっていける素質があります。

元ヤン次女

普段から人付き合いをしている人ならば、問題なく務まる職業よ。あまり大げさに考えなくてもいいわね。

要素②:コミュニケーション能力

医療事務には受付業務があり、受付窓口と患者さんの応対を行います。

患者さんから質問や要望がある場合はしっかりと耳を傾けて患者さんが何を訴えたいのかを正確に聞き出し、内容によっては医師・看護師に伝えることが必要になります。

つまり医療事務は患者さんと医師・看護師の間を橋渡しする役割があるため、コミュニケーション能力がないとやっていけません。

さらに年齢・性別を問わずさまざまな患者さんが毎日訪れ、その相手をする医療事務には患者さんに合わせた聞き方や話し方が必要になります。

例えば、患者さんが若年者の場合と高齢者の場合では伝わり方にも差が出るため、同じ内容を説明する時には注意が必要です。

このように医療事務には「聞く力」と「伝わる話し方(伝える力)」が求められるため、それを叶えられるレベルのコミュニケーション能力がないとやっていけません。

要素③:協調性

医療事務は、ただ自分たちの仕事をしていればいいわけではありません。

円滑に業務を進めるためには、医師・看護師との協力が不可欠になります。

したがって、協調性のある人やチームとして動くのが得意な人でないと医療事務としてやっていけないでしょう。

何より医療事務には、医師や看護師が治療に集中できるように医師にしか対応できない業務以外は医療事務がサポートする役割があります。

また医師のほうも医療事務が忙しい時には会計や患者応対を手伝ってくれることがあり、状況に合わせて自然とお互いを助け合う協調性が大事とされています。

まとめ:医療事務は気が弱くてもできる!

今回の記事では、「医療事務と気の強さ」について紹介しました。

この記事のまとめ
  1. 医療事務は気が弱い人でもできること
  2. しかし、職場環境から気が強くなっていく人が多いこと
  3. 気が強い弱いよりも、医療事務として大切な適性がある

医療事務は気が強くなければやっていけない職業ではありません。

しかしながら「人と関わることが好き」で「コミュニケーション能力」と「協調性」がないと医療事務としてうまくやっていくのは難しいと言えるでしょう。

いかがでしたでしょうか?

人と直接関わる事ができ、社会的に有意義のある職業である医療事務に興味を持っていただければ幸いです。

あなたも素敵な職業である医療事務にチャレンジしてみませんか?

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元ヤン次女

私の経験から、独学で医療事務はキツイ…。

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以上、元ヤン次女でした!

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元ヤン次女医療事務ブロガー
医療業界10年以上の「中の人」。医事会計システム&電子カルテのインストラクターや医療用コンピュータのシステム保全のお仕事をしながら、医療事務ブログを運営。夢は、一人でも多くの読者さんを一人前の医療事務に育て上げること。