医療事務と調剤薬局事務、どっちの資格をとるべき?

 

女性に人気のある資格として代表的な「医療事務」ですが、医療事務と同じく女性に人気の資格トップ3に入るのが「調剤薬局事務」という資格です。

あまり聞きなれない資格かもしれませんが、医療事務と同じ医療関係の事務の資格としてどちらの資格を取るべきなのでしょうか?それぞれの資格について詳しくみていきましょう。

 

医療事務とは

まずは、女性の人気の医療事務ですが勤務場所は病院やクリニックです。病院での事務作業を行う医療機関の事務員です。

その仕事内容は病院に訪れる幅広い年齢層の患者様の応対に始まり、診察の受付業務、診療補助、医師のサポート、カルテチェック、会計処理、診療報酬請求事務(レセプト業務)と大変幅広い業務内容です。ですが、働く医療機関の規模によって医療事務の仕事内容は変わってきます。

比較的大きな規模の病院だと、この一連の業務は部署ごとに分担されているので一人ですべての業務をこなすわけではありません。

けれども、小さな規模のクリニックだとこの一連の業務内容をすべての医療事務が把握しており、業務すべてを一人でこなせるようになって初めて医療事務としてひとり立ちしたと認められます。

 

調剤薬局事務とは

次に調剤薬局事務についてです。調剤薬局事務は調剤薬局や調剤薬局を併設しているドラッグストアが主な勤務場所になります。

医療事務と同様、薬局に来た患者様の応対を行うのが調剤薬局事務の仕事です。

薬局に来られた患者様のお薬手帳や処方箋を受け取り、処方箋の期限や保険証の確認、受付入力や会計処理、お薬手帳の発行、電話応対や薬剤師のサポート、それに薬局でのレセプト業務を行うのも調剤薬局事務の仕事です。

 

医療事務と調剤薬局事務の資格

医療事務と調剤薬局事務の資格はどちらも“民間資格”になります。民間資格とは企業や民間の団体が独自の基準を設け任意で認定を行っている資格です。そのため、同じ職種でも資格の種類がいくつかあります。

医療事務の代表的な資格

医療事務の資格でも

などは知名度の高い試験で、中でも医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)は年間約5万人が受験する医療事務最大規模の資格試験です。

合格率も約60~70%程度で医療事務を目指す人であれば多くの人が医療事務技能審査試験の資格取得を目指しています。

 

調剤薬局事務の代表的な資格

調剤薬局事務の資格は

があります。

中でも調剤事務管理士技能認定試験は調剤薬局事務の資格の中でも比較的知名度のある試験で、受験資格も無いため誰でも受験することが可能です。

合格率も約60%前後とそれほど難しくなく、この資格を持っていると調剤薬局事務として必要な保険調剤や調剤報酬の専門知識の証明となります。

 

どちらの資格をとるべき?

資格にもよりますが医療事務と調剤薬局事務の資格の難易度はそこまで高くないため、比較的取得しやすい資格ということが分かりました。それを踏まえてどちらの資格を取るべきなのかをみていきましょう。

調剤事務は薬剤の知識が必要

調剤薬局での処方箋の受付枚数は年々増加傾向にあります。その背景には“医薬分業”といって病院での院内処方が徐々に減少し、病院は処方箋を発行し調剤は薬局が担うといった分業が定着しつつあるからです。超高齢化社会と言われる今の時代、薬の需要はどんどんと高まるため、調剤薬局事務はますますなくてはならない存在になっています。

けれども、調剤薬局事務の資格で得られる知識は「調剤」に関する知識に限定されてしまいます。

医療事務は幅広い知識が必要

その点、医療事務は入院、外来、請求事務といった広い範囲の知識を習得します。医療事務として保険の仕組みや保険請求の一般的な知識を持っていれば、今後調剤に関する知識を少し勉強することで調剤薬局事務としても働くことは十分可能だと思われます。

医療事務の資格を先に取得し幅広い知識を得ておくというのも一つの手ではないでしょうか。それに調剤薬局事務は各薬局で採用人数が少ないため、医療事務に比べると求人数も少ないというのが現状です。

 

まとめ

医療事務と調剤薬局事務の資格についてご紹介しました。資格で得られる知識の範囲から言うと、医療事務の資格を取得することで調剤薬局でも通ずる幅広い知識を取得することが可能です。医療事務の資格を取得していれば幅広く働くということができます。

しかしながら、どちらの職種も全国どこにいても求人があるため、仕事に困るということはありません。自分自身がどちらに興味があるのかというのが資格取得の決め手ではないでしょうか。

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