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調剤薬局事務の一日の流れ

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薬局の規模などによって、細かい業務内容は異なることがありますが、どこの薬局でも基本的な業務内容に変わりはありません。

ここでは、調剤薬局事務の仕事の1日の流れについてご紹介します。

出勤〜開店まで

制服が支給されている場合は、出勤してすぐに着替えます。薬局を含む医療機関では、衛生上に問題があってはいけません。したがって、身だしなみのチェックは入念に行います。

次にレセプトコンピュータ(レセコン)と呼ばれる専用のパソコンとプリンターを立ち上げ、コピー用紙や薬袋の補充のチェックを行います。

当然のことながら、薬局内も常に清潔であることが求められるため、毎日清掃をします。床の掃除機かけや受付カウンターの拭き掃除、待合室の椅子やテーブル、雑誌の整理などを行います。

特に患者さんの目に触れやすい場所には注意します。ほこりが溜まっていたり、汚れが付着していたりするとクレームに繋がりかねません。

最後にレジを開けて小銭やお札の数をチェックしたら、開店準備は完了です。

処方せん受け付け業務

患者さんが来局次第、処方せん受け付け業務を行います。なお、この業務が調剤薬局事務のメイン業務の一つです。

まず処方せんを受け付ける際に、患者さんにお薬手帳の有無やジェネリック医薬品への変更を希望するかどうかを確認します。また初めて来局する患者さんの場合は、保険証の提示と新患アンケートの記入をお願いします。

次に、患者さんの氏名・生年月日・保険者番号・処方内容を確認しながらレセコンに入力していきます。入力内容をチェックしたら、お薬手帳に貼るシール・薬の詳しい情報が記載されている説明書・薬袋などをプリンターで出力します。

その後、処方せんと出力したものを薬剤師に回し、薬剤師が薬を準備して患者さんに渡し終えた後に会計を行います。

基本的に患者さんが来局して処方せんが来る間は、ずっとこの作業を繰り返します。

レセプト作成・請求業務とその他の業務

調剤薬局事務はメインの処方せん受け付け業務以外に、電話やFAXの応対・伝票や書類の整理・備品の発注と管理・医薬品の発注、検品、入庫などのさまざまな業務があります。

調剤薬局事務を複数体制で雇っているところでは、処方せん受け付け業務を行う者とその他の業務を行う者とで分担しますが、そうでないところは患者さんの来局の波が途切れた時にその他の業務を行うことが多いです。

また、調剤薬局事務のもう一つのメイン業務にレセプト(調剤報酬明細書)の作成と請求があります。レセプト(調剤報酬明細書)は、患者さんに対して請求した調剤報酬の詳細を記した明細書であり、患者さん別に1ヶ月分の調剤報酬明細書を作成し、保険者に請求します。

大変そうな仕事ですが、処方せん内容を普段からレセコンに入力しているため、そのデータをもとにレセコンが自動的にレセプト(調剤報酬明細書)の作成を行ってくれます。

さらに、作成されたデータをインターネット上でオンライン送信すればよいため、慣れてしまえば難しい業務ではありません。

閉店後

1日の業務の終わりには閉店作業があります。

まずレセコンのバックアップを取り、電源を落とします。プリンターも電源を落とし、コピー用紙や薬袋の残りを確認して、足りなければ補充しておきます。

次に閉店作業で最も重要なレジ締め作業を行います。レジの数字と実際にレジに入っているお金が合っているかをしっかりとチェックしながら、お金を数えていきます。

最後にゴミ捨てや片付け・必要であれば備品の補充・日付スタンプの番号を合わせるなど、翌日の業務に支障がないようにしておきます。

まとめ

1日の仕事の流れをおおまかに説明しましたが、他にも色々と細かい業務や作業はあります。

意外とやることが多くて大変だと思うかも知れませんが、調剤薬局事務の主な仕事である「処方せんの受け付け業務」と「レセプト(調剤報酬明細書)の作成・請求業務」は基本的には同じことの繰り返しです。

したがって、慣れてしまえばそのうち簡単にこなせるようになるでしょう。

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