こんにちは、医療事務ブロガーのみかん (@iryojimu_hikaku) です!
健診センター受付・事務は、疾病がある患者さんではなく、健康な方が健康診断や人間ドックを受けに来られた際の、受付対応が主な仕事です。
生活習慣病やがん疾患の増加傾向に伴い、健康センター受付事務のニーズは今後高まる傾向にあると言えるでしょう。
- 「健康センターの医療事務はどんな仕事をするの?」
- 「どのような資格を取れば、就職転職しやすいの?」
- 「そもそも対応する資格はあるの?」
- 「未経験でもできるって聞いたけど、どんな人が向いているの?」
ここでは、健診センター受付・事務への転職を検討している方、初心者の方へ分かりやすくご紹介しています。
合わせて、転職に有利になる取るべき資格もご紹介していきます。
たった3分で読み進める内容ですので、リラックスして読んで頂ければ嬉しいです。
それでは、どうぞ!
もくじ
健診センター受付事務の主な3つの仕事内容
医療機関に併設された健診センターや、近年増えてきている健診をメインで行うクリニックなどが主な勤務地となります。
仕事の内容は、大きく分けて3つあります。
- 電話応対業務
- 受付・窓口業務
- 事務作業業務
順番にみていきましょう!
仕事①:電話応対業務
健診センターの受付事務では、電話応対が重要な業務の一つとなります。
電話は健診センターとお客様をつなぐ大切な窓口です。適切な対応が求められます。
- 予約受付
健診の予約状況を確認し、新規の予約を受け付ける業務です。 - 問い合わせ対応
お客様から寄せられる健診内容や料金に関する問い合わせに丁寧に対応します。
このように、電話応対業務は健診センター受付事務での重要な役割を担っています。
健診や人間ドックを希望される個人や企業に対しての事前案内や、問い合わせ電話の対応をするってことね。
仕事②:受付・窓口業務
健診センターの受付・窓口業務は、来院されたお客様を出迎え、スムーズな健診受診につなげる重要な役割を担っています。
受付時の確認作業を適切に行うことで、健診がスムーズに進行します。
- 保険証確認
健診費用の適用範囲を確認するため、保険証の確認が欠かせません。 - 採尿案内
健診に必要な採尿ができるよう、用具と場所を丁寧に案内します。 - 測定補助
スタッフの手が足りない時は、身長・体重の測定を手伝う場合があります。
このように、受付・窓口業務は健診の要となる重要な役割を持っています。
このほかにも、
- 検便など必要検体のチェック
- 更衣室への案内
- 健診が終わった方への会計や食券・ドリンク券のお渡し
- 検査着の片付け
- ロッカーの忘れ物チェック
など、仕事の内容は多岐にわたります。
仕事③:事務作業業務
健診センターの受付事務には、検査データの入力や健診結果の発送、他部門との連携など、さまざまな事務作業が含まれます。
健診で実施された検査結果は、システムに正確に入力する必要があります。
- データ入力
採血や画像検査の結果を、システムに正確に入力する作業です。 - 健診結果の発送
入力したデータから健診結果を印刷し、お客様へ郵送します。 - 診療案内
健診結果から専門診療が必要と判断された場合、他院への紹介状を発行します。
このように、健診データの適切な管理と、状況に応じた他部門との連携が重要な事務作業となります。
間違いのないデータ入力が何より大切そうね。
健診センター受付事務に就くための条件・資格
健診センターの受付事務は、
- 電話応対
- 窓口対応
- 事務作業
など多岐にわたる業務を担います。このように幅広い役割を果たすため、受付事務に就くためには一定の条件やスキルが求められます。
資格については、受付事務を行うための「必須資格」はありませんが、関連する資格を持っていると就職に有利になります。また、採用時に求められるスキルや経験、適性なども重要なポイントとなります。
ここでは、健診センター受付事務に就くための条件と、取得が望ましい資格について解説します。
求められる具体的なスキルや適性なども合わせて紹介しますので、受付事務を目指す際の参考にしてください。
条件①:必須の資格はないが取得が望ましい資格
健診センター受付事務に就くための必須の資格はありませんが、関連する資格を取得しておくとより有利になります。
特に「医療事務検定試験」と「医療事務認定実務者試験」は代表的な資格です。
これらの資格を取得することで、医療事務に必要な基礎知識と実務能力が身に付きます。
- 医療事務検定試験
診療報酬請求や医療制度など、現場で役立つ知識が問われる歴史ある資格です。合格率が高く、未経験者にも人気があります。 - 医療事務認定実務者(R)試験
現職やこれから目指す方も広く合格できる資格で、医療現場に高いレベルの人材を送り出しています。試験の難易度が低く、チャレンジしやすい点が人気です。
資格取得により、医療の専門知識が身に付くため、受付業務をスムーズに行えます。
条件②:求められるスキル・経験
健診センターの受付事務に就くためには、採用時に一定のスキルと経験が求められます。
特に、「対人スキル」と「事務能力」が不可欠です。
- コミュニケーション力
電話対応や窓口での言葉遣いが大切です。相手の話をよく聞く姿勢も重要です。 - 事務作業能力
健診データの入力業務があるため、パソコン操作とデータ入力のスキルが求められます。 - 接客経験
受付業務には接客経験が活かせます。気配りの大切さを理解しています。
このように、コミュニケーション力や事務能力、接客経験や医療現場経験などのスキルが求められます。
受付は顔となる仕事。明るく丁寧な対応が何より大切ですね。
健診センター受付事務の需要・就職の見通し
健診センターの受付事務は、将来的な需要が高まる有望な職種と言えます。
生活習慣病やがんの患者増加に伴い、健診ニーズが高まっています。
- 生活習慣病の増加
肥満や糖尿病などの生活習慣病が増え、健診が重要視されています。 - がん検診の必要性
女性特有のがん検診への関心が高まり、健診需要が増加しています。 - 企業の健康経営
従業員の健康促進で、オプションの健診項目を追加する企業が増えています。 - 医療ツーリズム
グローバル化で外国人の健診需要も高まり、国内受入れが拡大しています。
このように、様々な理由から健診センターの需要が高まり、受付事務の人材需要も増加すると考えられます。
健康意識の高まりで、きっと将来性のある仕事になるでしょう。いい視点を持って取り組めば活躍の場は多いはずです。
健診センター受付事務に向いている人
健診センター受付事務は、今後さらに需要が高まる見込みの職種です。
生活習慣病やがんの患者増加、企業の健康経営の広がり、さらには医療ツーリズムの影響で、健診を受ける人が年々増加しているためです。
このように有望視される健診センター受付事務ですが、一方でその業務内容から、適性や向き不向きがあると言えます。接客業務が中心となるため、対人スキルやコミュニケーション能力が求められます。また健診データの入力など正確な事務作業能力も不可欠です。
そこで次に、健診センター受付事務に向いている人、そして向いていない人のタイプについて解説します。
自分に合った仕事かどうかをチェックする際の参考にしてみてください。
向いている人①:接客経験者・対人スキルの高い人
健診センターの受付事務では、対人スキルが何より重要です。従って、これまでに接客業務の経験があり、対人スキルが高い人が向いていると言えます。
健診センターでは、丁寧で上質な接客サービスが求められます。
- 受付業務の経験
企業の受付や秘書を経験していれば、適切な接客対応ができます。 - 接客業の経験
ホテルやデパートの接客業経験があれば、高いホスピタリティが身に付いています。 - 言葉遣いが丁寧な方
来院者に対して、明確で丁寧な言葉遣いが求められます。
このように、健診センターの受付事務では、きめ細やかな対人対応力が求められるため、そうした経験とスキルを持つ人が向いていると言えます。
健診センターは気持ちの良い空間が大切。受付の笑顔と気配りが、そうした空間をつくる第一歩。
向いている人②:身だしなみを気にできる人
健診センターの受付事務には、清潔で落ち着いた身だしなみが求められます。そのため、身だしなみへのこだわりを常に持てる人が向いていると言えます。
受付スタッフには清潔感のある身だしなみが不可欠です。
- ヘアスタイル
長い髪は束ねるなど、きれいにまとめた髪形が求められます。 - メイクとアクセサリー
メイクは地味め、アクセサリーは最小限に抑えるなど、節度があるスタイルが求められます。 - ストッキング
肌の色に近いナチュラルな色のストッキングが好ましいとされています。
このように、健診センターでは身だしなみへの気遣いが欠かせません。そうした細かいところまでこだわれる方が、この業務に向いているでしょう。
身だしなみは日々の心がけが何より大切ですね
向いている人③:主婦・ママさん世代にもおすすめの職
健診センターの受付事務は、主婦やママさん世代の方にもおすすめの仕事だと言えます。
昼間の時間帯のみの勤務が多いため、家事や育児と両立しやすいです。
- 勤務時間
8時頃から17時頃までの昼間勤務。朝から夕方までの標準的な時間帯の勤務なので、育児や家事と両立がしやすい職場です。 - シフト制
健診センターではシフト制が一般的で、個人の事情に合わせて時間調整ができます。 - 主婦ならではの気配り
家事を通じて身につく気配りの心が、受付業務の対人スキルに役立ちます。 - 傾聴力
子育てで培った相手の気持ちに耳を傾ける力が、受付での対応力につながります。
このように、健診センターの受付事務は勤務時間や経験から見ても、主婦やママさんに向いている職場環境だと言えます。
家事や子育ての経験を活かせる仕事って素晴らしいですよね。
番外編:その他の向き不向きポイント
健診センターの受付事務には、適性だけでなく様々な向き不向きポイントがあります。
- ストレス対処力
受付では様々なクレームに対応する必要があり、ストレス対処力が求められます。 - パソコンスキル
健診データの入力業務があり、一定のパソコン操作スキルが求められます。 - 医療知識
健診の種類や検査内容について、ある程度の医療知識があると業務がスムーズになります。
このように、健診センター受付事務には、ストレス対処力やパソコンスキル、医療知識など、様々な能力が求められます。
しかし、関連する資格を取得しておけば、これらの能力を身につけやすくなります。
仕事に就く前から、しっかりと資格取得に取り組んでおくことが大切ですね。
まとめ:健診センター受付事務になろう!
今回の記事では、健診センターの受付事務の仕事内容や、求められるスキルと適性、就職の見通しなどについて詳しく解説しました。
仕事内容
- 電話応対業務
- 受付・窓口業務
- 事務作業業務
求められるスキル・経験
- コミュニケーション力
- 事務作業能力
- 接客経験
- 医療現場経験
必須ではないが取得が望ましい資格
- 医療事務検定試験
- 医療事務認定実務者(R)試験
向いている人
- 接客経験者・対人スキルの高い人
- 身だしなみを気にできる人
- 主婦・ママさん世代
需要の高まりと就職の見通し
- 生活習慣病・がん検診の需要増
- 企業の健康経営への注目
- 医療ツーリズムの広がり
健診センター受付事務に興味がある方は、この記事を読めば仕事内容を理解でき、自分に合っているかどうかをチェックできるはずです。
将来有望な職種なので、ぜひ検討してみてください。
健診センター受付事務に関心があれば、ぜひ関連資格の取得も視野に入れてみてはいかがでしょうか。
資格を持っていれば就職にも有利になりますよ。
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